Electric Outlet ★★

John Scofield / Electric Outlet

::★★::1984::Gramavision::jazz::

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■ クリーンすぎてジョンスコらしくない？

このアルバムを最初聴いて、うぉっ、失敗した！と思いました。ジョン・スコの持ち味って、やっぱりこう、エレクトリックであってもどこか生な感覚のある伴奏の中で生きると思うんですけど、このアルバムのバンドの演奏はクリーンすぎるというかフュージョンっぽすぎるというか人工的すぎるというか。「おいおい、これじゃただの腐れフュージョンだよ」と暴言を吐きたくなるような瞬間、多々。でもまあ、ジョンスコのプレイ自体はそこそこ楽しめます。わりに「フツーのギタリスト」なジョンスコも、新鮮といえば新鮮であります。 (1/1/03)