Excursions ★★★★

Felix Da Housecat

Felix Da Housecat / Excursions

::★★★★::2002::Obsession::club::house::techno::electro::
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フェリックス・ダ・ハウスキャット(アフロヘッド)といえば、シカゴ・ハードハウス/アシッド・ハウスの、DJピエールら第一世代に継ぐ第二世代の代表格のひとりで、「In The Dark We Live」(1994)なんかが有名なんですが、最近はエレクトロに走っているよーです。ということで、このミックス・アルバムは思いっきりその系統。80年代ヨーロピアン・エレクトロ色丸出しのダサカッコいい電子音と哀愁のメロディに現代的なハウスビートが乗った曲が続きます。てゆうか、この手のエレクトロ系テクノ/ハウスって最近良く耳にするんですけど、どこで流行ってるんでしょ。うーむ、クラブの流行りって謎だ。で、このアルバム、そういうダサ系エレクトロの洪水なんですが、中盤にドサクサにまぎれてKiki〜User 010〜Tim Taylor〜Jeff Millsと、じわじわとミニマル・テクノの波が寄せてくる硬派なところがフェリックス・ダ・ハウスキャットらしい。好盤。 (1/4/03)