Biscuits (Japanese Edition) ★★★

Living Colour / Biscuits (Japanese Edition)

::★★★::1991::Epic::pop::rock::

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リヴィング・カラーの未発表カバー曲にライブ音源を加えたミニ・アルバムの日本盤は曲数がアメリカ盤の倍以上あり、フル・アルバムとなっています。まずカバーですが、JBの「Talkin' Loud And Sayin' Nothing」のファンキー・ハードロック風、ジミヘンの「Burning Of The Midnight Lamp」のラガ・サイケ・ハードロック風、アル・グリーンの「Love And Happiness」のヘヴィ・ブルース・ロック風、クラッシュの「Should I Stay Or Should I Go」のハードロック風といった面々。一番良いのは一番工夫のない「Should I Stay Or Should I Go」ですかね。他はそれなりにヒネリが加わったアレンジなんですが、全体的にいまいち平坦で、ボツったのもいたしかたないというか。ライブはファーストからの曲を中心に9曲おさめられていて、そこそこ良いです。が、割にクールな演奏＆録音なので、スタジオ版とあまり変わらんような気も。ツェッペリンの「The Ocean」のさわりとブラック・ロックの先輩バッド・ブレインズの名曲「Sailin' On」を連発するところが目玉ですね。目玉っていっても2曲あわせて3分半ぐらいしかないけど（笑い。あまり縦ノリの曲をやらないリヴィング・カラーが高速パンク曲「Sailin' On」をやるのはなかなかに興味ぶかいです。実に中途半端なアルバムですが、ま、企画アルバムということで。 (10/20/02)

［追記12/2/2006］上記AmazonのリンクはUS版へのリンクのため、曲数が少なくなっています。