High Flyers: The Best Of Trapeze ★★★

Trapeze / High Flyers: The Best Of Trapeze

::★★★::1996::Polygram::pop::rock::

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■ あまり面白みのないベスト盤

一応トラピーズのベスト盤ということなんですが‥これが、トラピーズ分解間際に、つまらん新録の曲を一曲入れてとってつけたように1974年に発売された「The Final Swing」をタイトルを変えただけの代物。デビュー曲「Send Me No More Letters」のシングル・バージョンが追加されているものの、それでもたったの10曲しか収録されておらず、このCD時代にLP並みの収録曲でベスト盤って、あーた‥。まあ、マイナーなバンドだからしょうがないとはいえ、せめてあと5曲ぐらい追加しろや！という感じです。で、このベスト盤の聴きどころはやはり芸風が全然違うデビュー曲ですかね。後のファンキー・ハード・ロックではなく、サイケなガラージロック、あるいはアート・ロックみたいな曲。でもグレン・ヒューズのねばっこいボーカルに全然あってない。というわけで、珍しい曲ではあるけれども良くもないという。あー中途半端なアルバムだ。 (1/20/03)