Golden Tears ★★★★

Golden Tears

Bonnie Pink / Golden Tears

::★★★★::2005::Warner Music Japan::pop::rock::jp::
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■ 引き続き快調 もう少しメリハリが欲しいところか

8枚目のアルバム。

引き続き好調です。プロデュースはトーレ・ヨハンソンの弟子的存在?のバーニング・チキンが加わってヨハンソンは少し後退。基本的には前作の延長線上にあるけれども、今回はシングルカットされた冒頭の「So Wonderful」を始め、厚いシンセと打ち込みビートを強調したエレクトロ・ポップ風味が強くなっています。ということで、ポップ度ではボニー・ピンクで一番かもしれません。どの曲もキャッチーで親しみやすいです。曲の粒も揃っています。

ただ、エレ・ポップ風のアレンジのせいか、ちょっと飽きやすいアルバムかなあという気もします。まあ贅沢な文句ですけど。「Present」や「Even So」ほどは繰り返して聴かないなと。

でもそれも相対的な問題で、非常に良く出来たアルバムであることには変わりありません。(9/1/2007)


この曲を聴け!

  • やはり何と言っても冒頭のtr1「So Wonderful」。非常にシンプルかつ爽快、ポジティブ、ポップな曲で、晴れた日のドライブのお供には最高の曲です。ボニー・ピンクの歴代のシングルでもかなり上位に入る名曲。プロモビデオも良いです。
  • 他では個人的に好きなのは、エレクトロなシンセが気持ちいいtr9「Rise And Shine」、同じくエレ・ポップ路線のtr13「Believe」。いずれも非常に良い曲です。
  • 従来路線の曲では、tr6「日々草」が良いですね。