レイプマンについて

Rapeman

レイプマン (1987年結成、1987年解散)
::pop::rock::

【概観】

ビッグ・ブラック(Link)の主催者であり永遠のインディー一代男、スティーヴ・アルビニがビッグ・ブラック解散後に結成したトリオ。ビッグ・ブラックはチープでメカニカルな打ち込みが特徴でしたが、この新バンドはギター、ベース、生身のドラムというオーソドックスなロック・バンド編成でした。メンバーはアルビニ(vo,g)、デイヴィッド・シムズ(b)、レイ・ワシャム(dr)。

日本の同名劇画から取られたバンド名は色々物議を醸し出し、その圧力で短命に終わったという説まで流布しました(というか本人がそう言ったらしい)が、本人いわく「名前のせいで解散というのは冗談」らしい(アルビニ・インタビュー(英文))。アルビニはあまりバンドの結成や解散のいきさつについて語らないのでどういう事情があったのかはわかりませんが。前掲のインタビューでアルビニはレイプマンについてはかなり未練があった模様。

(6/1/2007)