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Atari Teenage Riot / Atari Teenage Riot: 1992-2000

::★★★★★::year::label::pop::rock::

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■ 馬鹿パワーが堪能できるベスト盤　飽きるけど（笑い

ATRのベスト。いやー最高ですね。馬鹿すぎて。ATRをちゃんと聴くのはこれが初めてなんですが、良いです。正直、革命的というにはラップやボーカル（叫び？）、メタルギターの導入やビートが若干ありきたりといえばありきたりで（もちろん時代を差し引く必要はありますが）、「ハードコア・パンク＋ハードコア・テクノ＋ラップ」という字面から思い浮かぶそのまんまのサウンドが飛び出してきます。

しかし、いいんです。ATRはゲージツ家じゃないんです。アーティストじゃないんです。やつらはアジテイターにすぎないのです。彼らにとってサウンドは破壊的アジテーションの効果を最大限に増幅させる手段にすぎんのです。革命のためには芸術は無力なのです。お気に入りは「Revolution Action」、「Into The Death」、「Start The Riot」、「Too Dead For Me」、「Delete Yourself」。タイトルからして馬鹿炸裂ですが、音もそれをさらに上回るほど馬鹿っぽい。特に「Start The Riot」は強力。身の回りのものを破壊したてまわりたくなるほど興奮すること請け合い。え、オレだけ？

ベスト盤にも関わらず、正直、曲は玉石混淆ですが、とりあえず勢いのみで★★★★★。