Songs About Fucking ★★★

Big Black / Songs About Fucking

::★★★::1987::Touch and Go::pop::rock::

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■ なぜかファーストよりさらに荒削りなセカンド

セカンドアルバムにしてラストアルバム。劇画「レイプマン」のジャケと滅茶滅茶なアルバムタイトルで有名なこの作品、ビッグ・ブラックの代表作とされており、アルビニ自身は気に入っているようですが、オレ的にはもう一つだったかも…。パンク/ニューウェーヴの影響が楽曲の上でも比較的見えていた前作に対し、こちらはより非メロディアスでノイジー。その分、ルーズな感じがします。実際、非常に短時間で録音されたらしいし。でもその分、楽曲が練られてない気がします。練られていないから良いという考え方もあるかと思いますが、聴いても曲があまり頭に残らないんですよね。オレの問題かもしれませんが。クラフトワークの「The Model」のカバーはとても良いですね。また、CDバージョンにはチープ・トリックの「He's A Whore」のカバーも入ってますが、こちらは今いちかな。個人的ベストトラックはtr4「L Dopa」とテクノ的？なtr5「Precious Thing」。(5/15/2007)