Truth And Soul ★★★★
Fishbone / Truth And Soul
::★★★★::1988::Columbia::pop::rock::
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■ 転機となった初期の代表作
この作品はフィッシュボーンの転機となった作品であり、代表作でもあります。
冒頭のカーティス・メイフィールドの「フレディーズ・デッド」の斬新なカバーからインパクトありますね。なんと、メタルなのです。これまでのパンク色に加えて、本格的にヘビーメタルを導入したのがこのアルバムです。ただ、後のアルバムに比べるとちょっと音が軽いと言えるかもしれません。もっとも、後のアルバムのヘビーな音よりこれぐらいの軽さがフィッシュボーンらしいと感じる人もいるかもしれません。
このアルバムのもう一つのハイライトはtr7「Bonin' in the Boneyard」ですね。その後コンサート・アンセムになった曲で、メタル+ファンクです。とにかくノーウッド・フィッシャーのベキベキのベースがかっこ良すぎる。はっきり言ってレッチリなど、他のファンクメタル・バンドなんて目じゃないと思うんですけどねえ。このカオス的な感じが受けないのかなあ。(1/29/07)