2006年度

オレは中学のときから洋楽人間だったので、邦楽には疎い方であります。といっても、邦楽が嫌いというわけでもなく、特に1990年代以降の日本のロック・ポップスの平均的クォリティーは(いわゆる)洋楽と基本的に遜色がないと思っております。それでもあまり邦楽を聴かなかったのは、一つにはCDが高いこと。邦楽のCD一枚の値段で洋楽の輸入盤が2、3枚買える。つまり、洋楽を聴いた方が邦楽を聴くより2、3倍も豊かな音楽ライフを送れるということで、あまり邦楽が手に伸びなかったことが第一にあります。3000円だと冒険もできないしねえ。もう一つには90年代半ばから9年近く日本を離れたということもあります。

しかし、iTunes Store(以下iTS)のおかげで邦楽も少しは買いやすくなりました。ということで、阿呆な企画を思いつきました。それは、iTS JPの2006年度年間ベストセラーソングを大人買いして感想を書いてみようという企画です。

とはいえ、ここにある98曲全曲を買うのも予算的にも(あれ?大人買いじゃなかったの?)時間的にもどうかと思うんで、とりあえずトップ50を大人買いすることにしました。って大人買いというほどの額じゃないか。

トップ50は、非邦楽アーティストは40位のCeltic Woman(アイルランド)と45位のOzone(ルーマニア)の2組だけで、あとは全部邦楽ですよ。受けて立とうではないか! てか、アメリカ、イギリスはどこに? ちなみにトップ50ですでに持っていた曲は4曲のみ(バージョン違いならプラス2曲)。知っている曲はいくつかあるものの、大半は知らない。アーティスト名さえ知らないのもある。

これを片っ端から感想書いていきたいと思います。いちおうオレ的お気に入り度の目安として★勘定をつけますが、本当は1曲だけ聴いてその曲に★評価することはできないんだけどね…。やはりアーティストの背景や意図を理解しないと評価は難しいわけで、1曲だけでそういう評価するのは無茶。

でも無茶を承知でテキトーに書きなぐっていきたいと思います。いちおう、「★★★」が標準。「けっこういいな」と思ったら「★★★★」、「これはけっこう聴くのがキツい」と思ったら「★★」。「★★★★★」は、「この曲なら何回でもリピートオッケー!」という曲です。

一応、各曲5回以上は聴きました。

では行きます!

総評

いきなり総評かよ!という感じもしますが、とりあえず全曲を繰り返して聴いてみての感想は、「甘ったるい曲が多いなあ…」ということです。なんか、励ましたりとか、癒したりとか、そんなソフトで善人テイストな曲が多くてちょっとイライラしました。人間ってこんなきれいごとで生きるもんじゃないだろ? もっとダークな、人間の暗部にメスを入れるような曲はないのか?

アメリカ版のチャートを聴いたわけじゃないので断言はできませんが、アメリカの年間チャートは、もちろんゴミみたいな曲が大半だろうし人間の暗部を描く曲もないでしょうが、ただ、もうちょっとサウンド的にはハードだと思う。それに対して、このベストセラーは実にソフト。

日本人はやはり癒しを求めているのだろうか。それは癒しに飢えているということ? それとも逆に牧歌的な社会だから平和な曲が自然に好まれるの? それともただ単に甘ったれているだけ? 打たれ弱いん?

でもまあ、全体としては、予想よりずっと楽しめました。これほんと。むしろ予想よりずっと良かったので驚いたぐらい。

以下、一曲ずつの感想death。背景も知らないんでそんな深いことも書けないし、好き勝手書いてますが、「私/ボクの好きなアーティストを悪く言うなんて許せない」というタイプの人は絶対読まないでください。


1. 宇多田ヒカル / Keep Tryin'(2006) ★★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

初めて聴く曲ですが、この曲はすごく良い! 宇多田って変な曲作る人だなあと常々思っていたんだけど、この曲も摩訶不思議で、その摩訶不思議さが上滑りせず、不思議な浮遊感と神秘的なメロウさで聴き手をぐいぐい引き込みます。歌はいつも通り素晴らしい。アンビエントテクノっぽくもオリエンタルっぽくもあるアレンジもよく合っている。今回聴いた50曲でダントツの素晴らしさ。最高です。アルバム買いたくなった。

ちなみに歌詞もかなり変。この曲調で「お兄ちゃん、車掌さん、お嫁さんkeep trying, trying」って歌詞つけて、プロデューサーからストップかからないのは宇多田だけ。

とにかく、オレが素晴らしいと感じた曲が1位になっていることに勇気づけられる思いです。オレはまだまだ廃人なんかじゃないって。


2. mihimaru GT / 気分上々↑↑ (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:耳にしたことある

聴いたことありますね、この曲。m-floの庶民版という感じ。ちょっと聴いた感じは普通のアゲアゲJ-Popっぽいけど、アレンジがフィリーソウルっぽいのに好感。もっとマニアックに走って欲しいな〜。


3. MONKEY MAJIK / Around The World (2006) ★★★★

  • アーティスト:知らない
  • 曲:知らない

名前もしらなかったけど、びっくり。すごく良い。イントロのアレンジはいかにもなJ-Pop的チープさなんで油断していると、日本人離れしたボーカルに意表をつかれる。…と思ったら、ボーカルはカナダ人なのね。しかも活動拠点が仙台って…変わった連中ですね。メロウでソウルフルな佳曲。ファルセットのボーカルがビージーズっぽいのがまた良い。


4. Def Tech / My Way (2005) ★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

今回の年間チャートを聴いてちょっとイラっとしたのが、ラガ系ラップをまじえた曲が多いこと。日本語は開音節が基本だという音韻構造上、閉音節の響きを重視するアフリカン・アメリカンなラップを模倣するのはちょっと無理があるんだよね。その点、ラガマフィンは日本語にも合うということで、近年ラガっぽいラップが増えたんだと思うんだけど、その多くが甘っちょろい励ましの曲だったりして、正直イラつきますね。カッコ良くもないし。

Def Techは(中国系)アメリカ人と日本人のデュオなので、ラップ自体は垢抜けているし文句もつけようもない。ただつまらないだけ。


5. AI / Story (2005) ★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

なんなんだ、このセリーヌ・ディオンのバラードみたいな曲は。歌は素晴らしいと思うけど、このサビのメロディは受け付けない。最後で転調するところが特に寒い。さらに、カラオケで熱唱する人がいっぱいいるんだろうなあ(しかも妙にうまい)と思うとさらに寒い。誰かオレに暖を!


6. スピッツ / 魔法のコトバ (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

スピッツは好きだけど、この曲はあんまりひっかかりがないなあ…。いつもとまったく同じ。


7. 大塚 愛 / ユメクイ (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

大塚愛はこの年間チャートになんと5曲も入っているんだけど、曲によって表情が違うね。この曲はaikoみたいですね。ソツないです。悪くないけど特に良くもない。


8. Aqua Timez / 等身大のラブソング (2005) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:耳にしたことあるような

またラガっぽい曲で、まぶしいぐらいにポジティブな善人ラブソング。ちょっとボーカルがミスチルっぽいですね。悪くない。好きか嫌いかでいえば嫌いだけど。


9. 宇多田ヒカル / This Is Love (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

再び宇多田。ラテンハウス調で、「Keep Tryin'」と比べるとフツーか。でもやはり個性は際立っています。


10. BoA / 七色の明日〜brand new beat〜 (2006) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知っている

AIの「Story」に★★つけて、この曲に★★★★をつけるところにオレの駄目さが端的に表れていますね。


11. 倖田來未 / Butterfly (2005) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

倖田來未の曲を聴くのは初めてですが、うまいですね、歌。歌手としての力量は浜あゆの数段上ではないでしょうか。歌謡ジャズっぽい曲もアレンジも練られていて良い。けどなんか全体にチープというか薄っぺらいんだよなあ、サウンドプロダクションが…。


12. 大塚 愛 / プラネタリウム (2005) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

悪くないけど特に印象に残りませんでした。てゆうか、大塚愛である必然性が感じられない。


13. MEGARYU / Day by Day (2006) ★★★

  • アーティスト:知らない
  • 曲:知らない

またラガ系青春ソングでげんなり。反射的に★★つけようかと思ったけど、ちょっとラヴ・アンリミテッド・オーケストラの「Love's Theme」(→iTS JP)っぽいバックトラックに免じて★★★。ただ、励まし系の歌詞だけは勘弁。ほんとに。


14. 夏川りみ / 涙そうそう (2001) ★★★★

  • アーティスト:知っているような
  • 曲:聴いたことあると思う

こういうのを本当の癒しと言うのですよ。


15. Sadistic Mica Band Revisited / タイムマシンにおねがい (06 version) (2006) ★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:このバージョンは知らなかった

木村カエラのボーカルでCM用に録音したらしいサディスティック・ミカ・バンド(ボーカルがミカじゃないのに?)のセルフリメイクですが、お遊びとはいえ、ボーカルも演奏もオリジナルと比べて優れている点が何一つ、本当にカケラもないのがキツい。気の抜けたコーラのよう。これ買うならフツーにオリジナルバージョン買え!!(→iTS JP


16. 浜崎あゆみ / "BLUE BIRD ""Original mix""" (2006) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

浜あゆは曲も歌も非常に印象に残りにくい歌手なんですが、この曲わりといいです。サビの、1/4を3連で出すリズムが浜あゆのアンドロイドのような歌によく合っている。トランス風味のアレンジもいい…けど、もっと冒険してほしいな、個人的には。って、別にオレの趣味に合わせる必要はゼロだよな。


17. DJ OZMA / アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士 (2006) ★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:聴いたことある

DJ OZMAのキャラや企画力はすごく好きなんだけどなあ。この曲も心情的には好きになりたいんだけど、やっぱゴミだよね。いや、曲がゴミなのは意図した通りだから全然良いんだけど、アレンジだけはちゃんとやらないと…。フリースタイル(例→参考(iTS JP))とかマイアミ・ベース(例→参考(iTS JP))を研究して取り入れて、サウンドだけは「分かってる感」を出すべきだった。


18. 大塚 愛 / さくらんぼ (2003) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知っている

大塚愛の定番ソングですね。iTS開設以来ロングセラーになっているのがすごい。ブルーハーツジッタリンジンジュディマリを合わせて、ボーカルがaiko風味、さらにモー娘。をふりかけた感じか。勝てば官軍という感じの勢いが良いです。


19. 柴咲コウ / 影 (2006) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

今回聴いた女性ボーカルものでは柴崎コウが良かった。歌手としての力量はわりと普通だと思うけど、曲に恵まれている。どことなく縄文時代の古代人を思わせる風貌(?)に、どこかヤマトの郷愁を漂わせる楽曲が合っている。この曲も、いつジブリ映画の主題曲になってもおかしくない感じ。


20. HOTEI vs RIP SLYME / BATTLE FUNKASTIC (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

布袋はBOOWY時代に聴いて、ニューウェーブを通過したピート・タウンゼントという感じで、まさしく天才ギタリストだと思ったんだけど(これ(iTS JP)とか)、ソロになってからなんか持ち味の軽やかさがなくなって、ケンジ・ジャマーみたいになってしまって…。


21. Spitz / チェリー (2001) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知っている

ベスト盤からランクイン。これは持ってますんで、特に今さらコメントすることはありませんです。


22. BoA / Everlasting (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

BoAは好きなんだけど、バラードには★評価がからくなってしまう…。


23. 平原綾香 / Jupiter (2003) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:耳にしたことあるかも

ホルストの惑星をベースにしているそうです。声に存在感がありますね。「Every day〜」という歌い出しから聴き手を引き込みます。サウンドプロダクションがしょぼいというか、なんかニューエイジ臭がある(リズムトラックのダサさとか)のが残念。


24. 木村カエラ / リルラ リルハ (2005) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

ポップなロック。カエラのボーカルに合ってます。こういうフツーの洋楽っぽいのは今は受けないのかな。


25. 平原綾香 / 誓い (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

悪くないですね。しかしドラマチック・バラードの連発にだんだん脳天がしびれてきました。


26. 風味堂 / 愛してる (2006) ★★★

  • アーティスト:知らない
  • 曲:知らない

伝統的な日本のニューミュージックという感じというか、その古くささが良いですね。ただ、「あ〜いしてるぅ〜」という鼻声のリフレインはキツいです。


27. ザ・ブルーハーツ / 1001のバイオリン (1993) ★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

ブルーハーツは好きだけど、これは生理的に受け付けない。爆風スランプの「Runner」のオーケストラバージョンが生理的に受け付けないように。もっとも爆風の「Runner」はロックバージョンも受け付けませんが。


28. m-flo loves 日之内絵美 & Ryohei / Summer Time Love (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

初聴。m-floは好きですが、あんま印象に残らない。悪くないけど。LISA脱退後の定番になったラテンジャズ風味。


29. m-flo / Come Again (2001) ★★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知っている

個人的にはm-floといえばこれ。LISA在籍時代の代表曲。ロングセラーですね。


30. 一青 窈 / ハナミズキ (2004) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:耳にしたことあるような

ある時期から、日本の民謡的なテイストをとりいれたバラードが流行るようになりましたね。これもそんな感じ。けっこう良い。ちなみにこれはライブバージョン。鼻声っぽさが良い。


31. 柴咲コウ / かたち あるもの (2005) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

悪くないです。iTSベストセラーの他のバラードも似た感じなので区別がつかん。


32. 柴咲コウ / invitation (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

これはアップテンポですね。まあ悪くないです。


33. 安室奈美恵 / 人魚 (2006) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

NOKKOの曲なんですね。知りませんでした。非常に良いです。安室の歌も意外に表現力豊かで包容力があり、大変好感持てます。「Can't Sleep」のカップリングですが、こちらの方がランキングが上なのがおもしろい。


34. Spitz / 空も飛べるはず (2001) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知っている

ベスト盤から2曲目のランクイン。代表曲の一つですね。


35. 大塚 愛 / フレンジャー (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

「さくらんぼ」の焼き直しという感じですが、勢いがあって悪くないです。曲の完成度では「さくらんぼ」より上。


36. Spitz / ロビンソン (2001) ★★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知っている

ああスピッツしつこいっ! ベスト盤から3曲目のランクイン。まあそれだけベスト盤が売れたということでしょう。ちなみにオレ的には「青い車」が一番好き。

37. ウルフルズ / サムライソウル (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

ウルフルズらしい、ファンキーでせつないラブソング。ウルフルのギターがかっこいい。でもトータスのボーカルが今いち受け付けないなあ。キャラ的には好きなんだけど。


38. 東京スカパラダイスオーケストラ / サファイアの星 (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

フィーチャリングCHARA。いやほんと、CHARAの存在感はすごい。たった一声で世界がCHARA色に染まる。好きかと言われると別に好きじゃないけど。


39. 山崎まさよし / "One more time, One more chance" (2005) ★★

  • アーティスト:聞いたことある
  • 曲:知らない

これは無理。ボーカルが受け付けない。


40. Celtic Woman / You Raise Me Up (2005) ★★

  • アーティスト:知らない
  • 曲:知らない

中庸でヌルい世界。なんでこんなゴミ・イージーリスニングが売れたんだ…と思ったらイナバウアー関連なんですね。


41. 大塚 愛 / Smily (2005) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

「さくらんぼ」路線。味が薄い。薄すぎる。モー娘。譲りの(譲ってないって)「いやんっ」「いえいっ」「おうっ」とかいう掛け声の可愛さだけで持っている。まあ可愛けりゃいいか。


42. 槇原敬之 / 遠く遠く'06ヴァージョン (2006) ★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:このバージョンは知らない

セルフカバー。オリジナルの方が全然良い。セルフカバーする意味なし。


43. SEAMO / マタアイマショウ (2006) ★★★

  • アーティスト:知らない
  • 曲:知らない

ラップバラード。サビのメロディはいいけど、ラップがどうもなあ…。まあ、ラップでバラードやるとこういうダサいのになっちゃうのもしょうがないんだけど。


44. 矢井田 瞳 / Go my way (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

元気の良い曲です。サウンドプロダクションが大塚愛あたりのフツーの売れ線J-Popのハッキリクッキリペラペラな音に比べると深みがあります。


45. O-Zone / Dragostea Din Tei〜恋のマイアヒ〜 (2005) ★★★

  • アーティスト:耳にしたことある
  • 曲:聴いたことある

のまねこ騒動で有名になった曲。良質なユーロポップ・ディスコです。けっこう好き。


46. 安室奈美恵 / "CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK" (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

安室ちゃんは日本のR&B界の良心です。例えば倖田來未が歌謡曲とアニソンとピンサロのテイストを取り入れて派手派手ギトギトの世界を作り上げている中でも、安室は実にマイペースに、肩の力を抜いて正統的でポップなR&Bを作り続けております。この曲も軽く水準をクリアした佳曲。でももうひと押し欲しいかも。


47. BoA / Winter Love (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

まあ、そこそこ良いバラードという感じです。


48. class / 夏の日の1993 (2005) ★★★

  • アーティスト:知らない
  • 曲:知っている

ナツメロですね。1993年にしては古くさいけど良い曲。でも、とにかく歌詞に耐えられない。友人?の女の子の水着姿を見て俄然ヤル気になる内容なんだけど、「まるで別人のプロポーション/Ah 水ぎわのAngel/君は初めて僕の目に見せた/その素肌 そのSexy」とか、「服の上からは計れないね/Ah 色っぽいチャーミング/僕の視線を避けるようにいたね/意識してしまう」とか、セクハラ親父か! 特に「服の上からは計れないね」が最高にキモい。


49. 森山直太朗 / さくら (独唱) (2005) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

ファルセット好きなんで、この曲も良いと思いました。あんま頭に残らないけど。ただ、森山直太朗は駄作映画「半落ち」のエンディングテーマ曲の悪いイメージが強くて。いや、その曲も悪くなかったんだけど映画の印象が悪く、かつ森山の曲が全然合ってなくて…。


50. 浜崎あゆみ / Startin' (original mix) (2006) ★★★

  • アーティスト:知っている
  • 曲:知らない

特に印象に残らない。

以上。