Piquantique ★★

Piquantique

Frank Zappa / Piquantique

::★★::1991/1973::Rhino::pop::rock::

ブートレッグで、1973年のストックホルムでのライブを収録したもの。メンバーは、ジョージ・デューク(key)、ジャン・リュック・ポンティ(vl)、トム・ファウラー(b)、ラルフ・ハンフリー(dr)、イアン・アンダーウッド(sax,key)、ルース・アンダーウッド(perc)で、「ルース期」の最初期のメンツ。しかし内容は全曲インストで、歌物中心だったルース期初期のスタジオアルバムとは対照的。この時期は、ザッパは、「ジャズロック期」の路線を続けようとしていたらしく、確かこの時期のバンドは「ホット・ラッツ」という名前だったような(不確かな情報)。しかしそこから一転して歌物中心へと180度急展開したのはどうしてなんでしょうね。あと、この時期の正式なライブ音源、やはり残ってないのでしょうか。メンバー的に豪華なので是非聴いてみたいです。このブートレッグ、演奏はなかなかにタイトで良いのですが、音は、音圧がまあまあ安定しているものの、モノラル録音のブートの音。あまり積極的に聴きたいとも思わないす。 (6/25/03)