Can't Get Enough ★★★

Barry White / Can't Get Enough

::★★★::1974::20th Century::soul::

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3作目。うーむ、個人的な好みからするとやはり微妙か‥。いつものバリー・ホワイト・ワールドで、これが大好きな人にとっては最高だと思うけど、ぼくはそれほどどっぷり浸れる方ではないので、曲の出来がすべてなのよねー。このアルバムの目玉の一つは、tr2「You're The First, The Last, My Everything」だけど、この曲はメロディがノーテンキかつ大味すぎて好きじゃないんだよなー。歌詞もあまりに直球だし。リズムも直球すぎ。一方、もう一つの目玉、tr4「Can't Get Enough Of Your Love, Babe」は非常に良いやね。グルーヴィーであります。その他の曲も悪い曲はないんだな。10分におよぶバラードtr3「I Can't Believe You Love Me」も、あまり歌唱力にめぐまれてはいないホワイトだけれども、そこそこ盛りあがるし。しかしこの人は女性を褒めて褒めて褒めまくるね。10分間ずっと「君がぼくを選んでくれたなんて、信じられないよ」と言ってるだけだもんね。男のオレとしてはこういう曲を10分聴かされても反応に困るところですが。アルバム後半のtr5「Oh Love, Well We Finally Made It」やtr6「I Love You More Than Anything」あたり、リサ・スタンスフィールド直系ですな。アルバムの始まりと終わりのムード音楽＆語りは、「これがなきゃバリー・ホワイトは始まんない！」という感じだけど、個人的にはわりとどうでもいい。（こら） (10/13/04)