The Brilliant Green ★★

the brilliant green

The Brilliant Green / The Brilliant Green

::★★::1998::SME::pop::rock::jp::
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なんつうか、痛し痒しなブリグリのデビュー作。洋楽志向のギターロックにコケティッシュだがどこか醒めたボーカル。曲も特に個性的でもないけど悪くない‥というか余裕で平均は超えているでしょう。でもなー。英語詞がなー(←しつこい?)。これって英語うまいってことになってるみたいだけど、マジですか? ジャパニーズイングリッシュにはきこえないけど、英語にもきこえないよ。何語だこれ? つうか、英語にすることによって、匿名性が高まっているのは否めないのでは。日本語詞の「冷たい花」の情念に匹敵する英詞曲があるか? ないね。てゆうか、むしろ一曲目からズッコけるね、へろへろの英語に。アルバムベストトラックの一つ、ポストグランジの歪みと60年代サイケデリアの上に川瀬の呑気なボーカルが良く合う「Magic Place」を聴いてみても、日本語詞と英語詞の説得力の違いは歴然。つうか、「Magic」の発音がまちがってるぞ。けっ。もうひとつ、日本語詞曲の「"I"」も良い。英詞のは、正直どうでもいいって感じ。 (1/25/04)