Sister Strawberry ★★★

筋肉少女帯 / Sister Strawberry

::★★★::1988::Toys Factory::pop::rock::jp::

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筋少のメジャー二作目‥だけど、6曲入りミニアルバム。これを最後に異能ピアニスト、三柴江戸蔵が脱退するのですが、なんか、6曲入りという中途半端さに、その過渡期っぽい感じが表われている気がします。なんか、アルバムタイトルも中途半端だし‥。ただ、そういう中途半端感にあふれているとはいえ、内容は悪くないです。三柴節が炸裂するアップテンポの「マタンゴ」、「キノコパウワー！」の掛け声が笑えるブギーハードロック「キノコパワー」、ちょっと恐い「夜歩く」（横溝正史にそういうタイトルの小説がありましたな）、パワフル、かつ笑える「日本の米」、ラテン調かつオペラ調の、アルバムの中では異色な「ララミー」、そして、「アンテナ売り」の「兄さん」の話を大槻がひたすら語る、小説的「いくじなし」、いずれも良い曲です。でも全体としては中途半端。 (10/7/03)