Shades Of Deep Purple ★★

Shades of Deep Purple

Deep Purple / Shades Of Deep Purple

::★★::1968::Tetragrammaton::pop::rock::
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ディープ・パープルのデビュー・アルバム。初代ボーカリストはロッド・エヴァンスという、なめらかな声をもった渋いボーカリストで、曲や演奏はヴァニラ・ファッジのようなアート・ロックというかポップ・ハードロックです。全体的に瑞々しいパワーがあってカッコいいんですが、個人的に、ジョン・ロードのクラシック趣味がどうも‥油断するとすぐにバッハになるし、曲は組曲になるし‥。「ヘイ・ジョー」やビートルズの「ヘルプ」をカバーするところが、この初期パープルらしいというか。ヒットしたtr2「Hush」と、ジミ・ヘンをもっと直線的にハードにしたような「Mandrake Root」あたりがギミックなしで良いやね。まあまあなアルバムだと思うけど思い入れ度がゼロなので‥。 (9/9/03)