Moon Rappin' ★★★★

ムーン・ラッピン

Brother Jack McDuff / Moon Rappin'

::★★★★::1969::Blue Note::jazz::
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あまり‥てゆうか全然知らないのですが、ブラザー・ジャック・マクダフさんは60年代に活躍したソウル・ジャズ・オルガン奏者だそうで、このアルバムも、どっから切っても「ソウル・ジャズ」なアルバム。特に熱心なソウル・ジャズ・ファンじゃないぼくですが、このアルバムはとっても好きなんですねー。というのも、なんか全体的な音の処理が独特なんです。全体にコンプレッサーかけたような音で、特にドラムの音がジャズ系では異色の、非常に固い音。ベースもかなりペキペキしていて、その兼ね合いで不思議なファンキーさが生まれてます。もちろんB級な。で、アルバムタイトル通り、スペーシーな雰囲気もあって、特にギターとかはサイケデリックで、リバーブもおもいっきりかかっていて、それっぽい。で、リズム隊がコンプレッサーかけたような音だから、やっぱヘンです。ヘンでイカす。てゆうか、一曲目の出だしのドラム&ベースだけでノックアウトですよ。はい。ジャック・マクダフのアルバムとしては邪道な内容らしいですが。 (5/26/03)