Gazeuse! ★★★

Gazeuse

Gong / Gazeuse!

::★★★::1976::Virgin::pop::rock::
iTS US / iTS JP(→iTSについて

ジャズロックを求めてカンタベリーものをたどって、ゴングも聴いてみたんだけど‥といってもゴングって時期によって色々違うみたいですね。このアルバムは一番ジャズロックっぽいころの代表作のひとつらしいんだけど‥うーーーーん。今いちピンとこないのはなぜ? ギターはアラン・ホールズワースで、ぼくはこの人けっこう好きなんだけど、それでも今いちピンとこない。なんかこう、音が全体的にソフトすぎるんだよね〜って我ながら理不尽ないちゃもんだと思うんだけど。このころのリーダーはドラマーのピエール・ムーランという人で、このひととヴィブラフォン奏者の人と、パーカッションがかなりフィーチャーされているのがジャズっぽさを損なっているのかもしれぬ。たしかにソフトで心地よい、流砂のようなパーカッションなんだけれど‥でも「Percolations Pt 1」を聴くとなんか「世界びっくりパーカッションショー」(なんじゃそりゃ)を見させられているようで、「ダサ‥」とか思ってしまうぼくは逝ったほうがいいですか? なんというか、ロックっぽさが全然なくて、かといってジャズってほどでもないヘンなアルバム。「Percolations Pt 2」はけっこう良いかも。これに懲りずに他のアルバムも聴いてみよっと。 (2/11/03)