Buffalo Springfield Again ★★★★

Again

Buffalo Springfield / Buffalo Springfield Again

::★★★★::1967::Atco::pop::rock::
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バーズと同じくらいかそれ以上にすごいフォーク・ロック系バンドであったにもかかわらず、わずか2年強という短命だったために知名度が少々劣るバッファロー・スプリングフィールドの代表作。ニール・ヤングスティーヴン・スティルスがいたというだけでもうスーパー・グループなわけで。てゆーか、ニール・ヤングが「バンド」という共同体に存在していたというだけでビクーリなわけで。で、このアルバムはスティルス&ヤングという二枚看板を中心に非常に良い曲がつまっているわけですが、なんというか、ニール・ヤングの突出のしかたはやはりひときわ目立ちますね。他のメンバーの曲は実に堅実に良質な音楽を紡ぎだしているという感じなんですが、ヤングはもう次元が違うというか、特に「Expecting To Fly」と「Broken Arrow」の独特な世界はこのアルバムのフォークロック・アルバムとしての統一感を粉砕するのに十分な存在感であります。いやはや、天才というのはおそろしいものです。バッファロー・スプリングフィールドニール・ヤングはいたほうがよかったのか、いない方がよかったのか。いないとつまらないような、いない方がもっとバンドの一体感が出たような。と色々考えたりするわけです。まとまりのない文章ですね。あ、あと、はっぴいえんどが非常に影響を受けているのもこのアルバムを聴くとわかりますね。ますます文章にまとまりがなくなりましたね。はい。 (11/17/02)

[追記]iTS USのはパーシャルで1曲欠け。Fuck! (6/20/06)