Back To Love ★★

Mr. Fingers / Back To Love

::★★::1994::MCA::club::house::

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■ R&Bにアプローチして完成度は上がったが…

その後、リル・ルイスはアルバムを出すことなく地下にもぐってしまいましたが、Mr. Fingersは2年後に順調に2作目をだしました。で、なんだか自宅録音っぽいしょぼさがあった（そこが良いんだけど）前作と違い、こちらはサウンド的にずいぶんとタイトになっていて、R&B色もちりばめられ、メインストリームの音楽とまったく遜色ない洗練された作品となってます。ただ、その一方で、内容に破綻がなさすぎておもしろくないということも言えるわけで、聴き手というのはわがままなものです。てゆうか、ハウスというよりは、どちらかというとシャーデーに近いですね。ラリー・ハードのボーカルはやはり声が良くて良いのですが、シャーデーのようなカリスマ性はもちろんないのでアルバム通すとちょっと辛いです。でも「I Need You」はとても良い曲。 (10/12/02)