Escape ★★★

Escape

Journey / Escape

::★★★::1981::Columbia::pop::rock::
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懐かしさに魔がさして買ってしまったジャーニーの最大のヒット作。「ドント・ストップ・ビリービン」(←このタイトル‥Jポップかい!)、「フーズ・クライング・ナウ」、「オープン・アームズ」といった曲が死ぬ程ヒットしてましたね、当時。当時から「商業ロック」とか言われていた彼らだけど、もともとは、サンタナ・バンド出身の天才ギタリスト、ニール・ショーンや、フランク・ザッパのところにも長くいたエインズリー・ダンバーとかを中心としたインスト中心のグループだった(らしい)のが、全然売れないので次第に商業ロック化していったという。中学生の時以来久々に聴いたけど、予想以上のダサさ&クサさに目眩が‥しかも悪い意味での。このダサさの元凶はスティーブ・ペリーの耳に障るかん高い声と妙に存在感を主張するジョナサン・ケインのキーボードにあるね、たぶん。ニール・ショーンのハード・ロッキンなギターは永遠に不滅なのだ!‥といいつつ、「レイ・イット・ダウン」とか「デッド・オア・アライブ」といったハード・ロケンロールな曲もほんとにダサい80年代ヘビメタの世界なので鬱‥。それに比べるとやっぱ「ドント・ストップ・ビリービン」は良い曲だな〜。 (12/27/01)