Christina Aguilera ★★★★

Christina Aguilera / Christina Aguilera

::★★★★::1999::BMG::pop::r&b::

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女性アイドルのブリトニーちゃんやＮシンクのジャスティンと同じくディズニーのミッキーマウス・クラブの出身のアギレラちゃん、位置づけとしてはアイドルということになるかもしれないが、音楽的、実力的にアイドルの枠では決して語れないでしょう。まだ技術にたよりすぎているところがあるけど（逆に言えば技術的に申し分ない）、声の深みは天性のもので、シンガーとしての素質はブリトニーちゃんと比較にならない。ただ、このデビュー作は、未知数の新人のアルバムということでレコード会社が予算をケチったくさい。音的にも曲的にも最新のR&Bというには少々しょぼい。「ジーニー・イン・ザ・ボトル」の大・大ヒットの後にリリースされたシングル「ワット・ア・ガール・ウォンツ」がシングルリリースにあたって予算をかけて録音しなおされていることからも、レコード会社がアギレラちゃんのこれほどまでの成功を予想できてなかったことを証明しているんじゃないでしょうか。アルバム全体としては、しょぼいと書いたけど、悪いできではなく、なによりアギレラちゃんの歌唱がすべてを魅力あるものにしています。 (06/07/00, 15:45:08 (JST))